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VIVOVIVA石垣島宿泊記【前編】(チェックイン・お部屋編)

沖縄石垣市

※この記事は「VOVOVIA石垣島(前編)」です。
前編ではチェックインからプライベートプール付き客室紹介までを紹介しています。
👉 後編はこちらから読む

(写真:ホテル車寄せ)

2024年、石垣島に誕生した「VIVOVIVA石垣島」。 全室スイート、かつコンドミニアムスタイルという新しい滞在の形を提案するこのホテルの魅力は手頃すぎるプライベートプール付き客室。今回は、そのプライベートプール付きの客室での滞在を中心に、その全貌をレポートします。

目次

1.到着からチェックインまで:徹底された効率化

旅の始まりは、チェックインの数日前に届く一通のSMSから始まります。

WEBでの事前準備とスマートチェックイン

SMSに記載されたURLから、宿泊者の情報を事前登録する「スマートチェックイン」。これを済ませておくか否かで、当日のフロントでの滞在時間が大きく変わります。

(写真:ホテルロビー)

現地に到着すると、目の前に広がるのはまだ真新しく、モダンな佇まいの建物。 フロントロビーに足を踏み入れて驚くのは、その潔いほどの「シンプルさ」です。いわゆる豪華なシャンデリアや、重厚なソファが並ぶリゾートホテルの「ロビー」を想像していると、少し拍子抜けするかもしれません。

このロビー、完全にチャックイン・チャックアウト用に割り切ってるなぁ的な作りになっており、ここでくつろいだり、滞在中に寄ってみるような用途としてははあまり考慮されていません。

効率化されたフロントと無人売店

( チェックイン用の端末)

フロントのイメージは、リゾートというよりは「洗練されたビジネスホテル」に近いものです。事前に登録した情報を元に、端末を操作するだけで手続きは完了。スタッフとのやり取りも最小限に抑えられており、長旅の後にすぐに部屋へ向かいたい人には非常に合理的です。

(ロビーにある無人の売店)

ロビーの横には、宿泊者の利便性を考えた無人の売店が併設されています。 私は利用しなっかたので詳細はわかりませんが、無人決済機などはないためにお会計はフロントで済ませるのかもしれません。

ただしこの売店、ロビーにはスタッフさん以外にお客さんなどはおらず、なかなか当てもなくふらっと立ち寄れる雰囲気ではありません。飲み物やカップラーメン、Tシャツ、日焼け止めなどは売っていますが、品ぞろえは今一つなので石垣島のお土産などをここで調達するのは難しそうです。

ホテルは市街地から少し離れた立地でもあるため、一番近いコンビニは車で5分、3キロ弱の場所にあるファミリーマート。それほど遠くはありませんが、必要な飲み物や夜のつまみなどは、あらかじめ市内のスーパーやコンビニで買い出しを済ませてからチェックインすること方が便利かもしれません。

なかなか入りずらい売店かもしれないな

とにかくロビーに誰もいないからかもしれないですね

(プールサイドバー)

チェックインの手続きを終えると、プールサイドバーでワンドリンクのサービスをいただけます。今回はアップルジュースかグレープジュースからの選択。ジュースは紙コップに入れてくれるので部屋にも持ち帰れます。

2.客室へのアプローチと棟の構成

VIVOVIVA石垣島は、3つの棟で構成されており、それぞれの棟も中で枝分かれして建っているためにちょっとつかみにくい配置をしています。

(VIVOVIA石垣島の館内図)

少々わかりにくいですが、下の灰色の場所がオーシャンウイングイースト、海側の左上がオーシャンウイングウエスト、右上がフォレストウイングです。オーシャンウイングイーストとオーシャンウイングウエスト・フォレストウイングの間には小さな川があります。

ホテルに到着後、最初に一番下にある灰色の建物(オーシャンウィングイースト)でチャックインを行い、オーシャンウィングイーストで宿泊の場合は、そのまま車を置いて部屋に移動、そのほかの棟の場合はフォレストウイング裏の駐車場に止めて部屋に移動します。

オーシャンウィングイースト

ホテルに到着した時に最初によるフロントがある建物です。建物の道路側には先ほど紹介したフロント・ロビー・売店のほかにジムがあり、海側には客室があります。

(オーシャンウイングイースト)

フォレストウイング

オーシャンウィングイーストとは小さな川を挟んで反対側に位置します。プールに面した客室棟のほかにレストランがあります。中央がプールとなっており、そのプールをV字で取り囲むような作りになっています。

(フォレストウイング)

オーシャンウィングウエスト

オーシャンウィングイーストと川を挟んで反対側、フォレストウィングに海側に位置します。ここだけは宿泊棟のみでの構成。今回宿泊したのはこの棟になります。

(オーシャンウィングウエスト)

駐車場と移動の注意点

チェックイン後の部屋へ荷物を運んでもらえるベルサービスはないために、駐車場から部屋までは各自で荷物を運びます。フォレストウイングに宿泊の場合は駐車場の後ろが部屋のために移動は楽ですが、オーシャンウィングウエストへの移動な場合は建物間の移動で屋根のない場所があるために、特に雨が強い場合はかなり濡れてしまうかもしれません。

荷物が多いと、部屋まで運ぶの大変だね

できればチェックイン時に館内図ほしいんだけどないみたいだね

(フォレストウイング前の駐車場)

(フォレストウイングとオーシャンウイングウエストの間)

3.お部屋の全貌:プライベートプール付きスイート

(プライベートプール付き1ベッドルームタイプの客室)

今回宿泊したのはプライベートプール付きの1ベッドルームタイプの客室。結論から言うとプライベートプール付きの客室を手ごろな料金で楽しみたいという目的に限定すると、とてもいいチョイスなのかもしれません。

リビング・ダイニング:シックで落ち着いた大人の空間

ドアを開けた瞬間に広がるのは、グレーと木目調を基調とした、非常にモダンで落ち着いた空間です。床は全面フローリング。壁にはゴールドのリーフをあしらった大きなオブジェが飾られ、シックな雰囲気を演出しています。ホテルがオープンしてそれほど経っていないためとても清潔感があります。室内で傷んでいる場所もありません。

ダイニングテーブルは4人掛けで、部屋での食事も想定された十分な広さがあります。

キッチン:コンドミニアムとしての機能性

(室内の簡易キッチン)

(無料で使える調理具と食器)

リビングの壁側には、コンパクトながら機能的なキッチンが備わっています。 冷蔵室と冷凍室が分かれた2段の冷蔵庫、電子レンジ、IHクックトップ、さらにはネスプレッソマシンまで完備。

面白いのは、食器や調理器具の貸し出しシステムです。 宿泊棟中央のエレベーター付近に、鍋やフライパン、食器類が整然と置かれた共用棚があり、必要なものを自分たちで部屋へ持っていくスタイル。

その気になれば部屋で夕飯の自炊もできなくはないのですが、ただ肝心のコンロがIH一つだけ、その横のシンクもそれほど大きいものではなくて、わかりやすく言うとワンルームマンションのそれに近いですので、ここでがっつりとした夕飯づくりにはちょっと向いていないかもしれません。

リビングエリアには、家族でゆったり座れる大型のソファが配置されています。 ここで少し気になったのが、このソファに最初から敷かれていたシーツです。どうやらソファベッドを兼ねているようですが、それが寝るための準備なのか、カバー代わりなのかは判然としません。

たとえベッド用だとしても、それに対する枕や掛け布団が常備されているわけではないため、複数名で宿泊してここを寝床にする場合は、少し戸惑うかもしれません。

(化粧鏡とリビングルームの液晶テレビ)

(コーヒーカップとポータブルスピーカー)

テレビは50インチのものが化粧鏡の横に設置されています。ソファーに座って視聴しやすい位置です。その横にはコーヒーカップとグラス、ミルクとシュガーが置かれています。エスプレッソマシンは反対側のキッチンにあるのでちょっと導線が悪いかもですね。

それとは別に持ち運びできるポータブルスピーカーもあります。USB-CのほかにiPhoneのライトニングケーブルでもつなげるように変換アダプタもおいてありました。

ベッドルーム:独立した安らぎの空間

リビングとはスライディングドアで仕切れる独立したベッドルームには、ツインのベッドが並びます。 こちらの壁面には、リビングとは対照的な「青とゴールド」のアート。 家族がリビングで過ごしていても、スライディングドアを閉めるとこちらは静かな空間として保たれるため、滞在のストレスが少ないレイアウトと言えます。

4.水回り:実用的だが「生活感」のある設計

バスルーム

(バスルーム室内)

(シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ)

1616サイズのユニットバス

バスルームは、最近のリゾートホテルで主流の「洗い場付きユニットバス」です。サイズはおそらく1616(一坪サイズ)。浴槽は広く、窓からは外の景色が望めます。

ただ、ここで正直な感想を述べるならば、その「質感」にあります。 例えばフサキビーチリゾートのノースイング客室やルネッサンスリゾートオキナワのデラックスルームといった近年改装された部屋にあるような、ユニットタイプでありながらどこか非日常を感じさせるバスルームデザインではなく、一般家庭にあるような標準的なユニットバスです。

清潔感は抜群で、機能面では何ら不満はありません。しかし、モノが家庭のお風呂そのままなので、リゾートに来たという「高揚感」を期待していると、その生活感のある作りに少し現実に戻される感覚があるかもしれません。ここは評価が分かれるポイントでしょう。

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは据え置きのボトルにないっていてPOLAのアルマエッセゴールドが使われています。香りがとてもいいので癒されますね。

洗面台・洗濯機

洗面台と化粧品

(洗面台)

洗面台のボウルはひとつですが、その右側に大き目のスペースがあるために窮屈な感じはなく広々としています。

(化粧品)

客室にある化粧品は個別タイプではなくボトルタイプで置いてあります。こちらもPOLAアロマエッセゴールド。女性用のモイスチャミルク、モイスチャーローション、リキッドクレンジング、クレンジングウォッシュが置いてあります。

洗濯乾燥機

(室内設置の洗濯乾燥機)

客室専用の洗濯乾燥機が置いてあるのはとても便利。洗濯機はシャープのドラム式洗濯乾燥機(洗濯・脱水7.0kg、乾燥3.5kg)のものがバスルームの横に設置されています。ホテルのコインランドリーの場合、時期によっては争奪戦となる場合もあるので専用のものがあるのはとても便利。

ただ欠点は乾燥能力。家庭用のものなので乾燥に関してはどうしても役不足感を感じてしまいます。水着と肌着だけなど数が少ないと問題にはなりませんが、家族分の洗濯ものとなると洗うのは問題ありませんが、乾燥機としては機能しません。

その場合はホテルから車で5分の所にあるファミリーマートの隣に大型の乾燥機が多くあるコインランドリーがあるため、そこまでもっていって乾燥させるのがいいかと思います。

5.プライベートプール:この部屋を選ぶ最大の理由

圧倒的な開放感と視線

(専用テラスとプライベートプール)

(目の前は竹富島)

リビングの大きな窓の向こうには、この部屋最大の特徴である専用テラスとプライベートプールが広がっています。
プールの先には緑の芝生、そして青い海が広がります。その先には竹富島が広がります。 テラスにはビーチチェアとテーブルセットがあり、海風を感じながらいつまででも過ごせてしまいそう。視界は超バツグン!

あいにく宿泊したこの日は薄曇りな天気でしたが、晴れていたらもっと素晴らしい景色が目の前に広がりそうです。

プールの目の前は海岸線。前の海は遊泳禁止のため海水浴客こそいませんが、散歩道っぽいものがありたまにお散歩する人の姿も。またプールと芝生の高さは2メートル程度、歩道からも程よい距離があるために、歩道側からはばっちりと視界に入ります。完全に「自分たちだけの世界」に没入したい場合は、少しの工夫が必要かもしれません。

遊ぶのには十分すぎるサイズ感

(中央を境に水深が変わる)

(低い側の水深は年長女子の股下くらいの深さ。深い側は中二男子の胸あたり。)

(幼児は浮き輪が必須かもです)

テラスに突き出したプールは幅がだいたい約5メートル程度あり、プライベートプールとしては十分なスケール。 水深が左右で異なり、浅い方は60cm程度(お子様向け)、深い方は120cm程度(大人向け)と分かれています。

プールの中の水は温水ではありません。なの曇りの日や冬季などに利用する場合は太陽で水温温まることがないため、だいぶ冷たくなってしまうこともあるようです。

前編では、ホテルの構造とお部屋のハード面を中心にお伝えしました。

後編では、このホテルの「パブリックプールの意外な気まずさ」や、石垣島の食材を活かした「朝食」、そして子連れ目線でのシビアな総評をお届けします。

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