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ホテルサンバレー悠々館 宿泊記(前編)|館内・部屋レビュー

※この記事は「ホテルサンバレー悠々館 宿泊記(前編)客室・設備レビュー」の続きです。
前編ではチェックインから部屋までを紹介しました。
👉 後編はこちらから読む(※WordPressで内部リンク設定)

目次

ホテルサンバレー悠々館

(写真:外観・悠々館正面)

2025年10月中旬の土曜日、伊豆長岡温泉エリアにあるホテルサンバレー悠々館に、
私とヒサト、そして友人のパパと息子さんの父子2組グループで宿泊してきました。

今回の目的は「サッカー観戦の前泊」といってもいつも応援しているFC町田ゼルビアではなくて、沼津市の愛鷹の競技場で行われた沼津対FC大阪の観戦前夜に宿泊させていただきました。
豪華さよりも、コスパ重視で気兼ねなく泊まれる宿を探して選んだのがこの悠々館でした。
結果として、まさに“値段相応の宿”という印象。
良くも悪くも、「安く温泉に泊まる」ことに特化した別館です。

1.ホテルの全般的な説明(伊豆長岡温泉の別館・ホテルサンバレー悠々館)

(写真:伊豆長岡温泉街全景)

ホテルサンバレー悠々館は、静岡県伊豆の国市にあるホテルサンバレー伊豆長岡の別館
本館から徒歩5分、送迎バスで1〜2分ほど離れた位置にあり、周囲は静かな住宅地。

外観はホテルというよりも完全にマンションそのもの。マンションといっても豪華なものではなくて、平成初期に建てられた賃貸マンションというような雰囲気です。
このため、一般的なリゾートホテルのような華やかさや非日常感はまったく感じられません。

一方で、料金は非常にリーズナブル。
「温泉に泊まる」という最低限の目的にフォーカスするなら、コスパは抜群です。
伊豆長岡駅から車で10分程度、無料駐車場もあり、アクセスも良好。

2.館内に入った第一印象(外観・フロント・ロビー・チェックイン)

(写真:悠々館ロビー)

チェックインは20時ごろ。
土曜の夜にもかかわらず館内は静かで、想像よりもずっと落ち着いた雰囲気でした。

ロビーは少し古めで、照明の色も暖色系。
タイルや壁のデザイン、ソファーに感が残っており、どこか懐かしい印象。
ただし、分煙にも関わらずフロントまでタバコのにおいが少しこもっている点は気になりました。

「なんかホテルっていうより、マンションみたいだね」

「でも静かでいいかもな」


私スタッフの対応は丁寧で、チェックイン手続きもスムーズ。
説明もわかりやすく、好印象でした。


3.部屋までの道のり(廊下・エレベーター・館内の雰囲気)

(写真:エレベーター)

(写真:客室フロア外廊下)

エレベーターは1基だけで動きが遅く、ちょっとした待ち時間が発生。非常階段でも1階まで降りることが出来るので荷物がない場合は階段を利用した方が便利かもしれません。
客室フロアは外廊下構造で、通気性はいいものの夜はやや寂しい雰囲気。

全体的に「平成初期の分譲マンションに泊まるような感覚」で、
ホテル特有の高揚感はありません。

「風が気持ちいいけど、ホテルっぽさはまったくないね」

「まあ、今回は値段相応。この値段で泊まれるんだったら十分だよ」

4.部屋の室内(和洋室タイプ・長期滞在にも便利なキッチン付き)

(写真:部屋の廊下)

今回宿泊したのは小型キッチン付きの和洋室です。玄関で靴を脱いで上がり、正面に廊下が。左側の扉が和室、正面の扉が洋室(キッチン・リビング・ツインベッド)、右奥のドアがバスルーム。右手前のドアがトイレです。

(写真:キッチンとソファー)

(写真:ベッド)

キッチンとソファー、ベッドは同じ部屋にあります。ソファーはまだ新しくクッションもしっかりとしていて座りやすいものでした。ただ窓よりのフローリングが一部ザラついて靴下で歩くとちょっと引っ掛かりを感じました。ホテルで多くあるような電球色の照明ではなくて天井についているシーリングライトがベッドの上とソファーの上の2か所についているので夜でも照明をつけると室内はとても明るいです。

(写真:和室)

一方で和室はとても落ち着いた作りです。和室は6畳で畳もまだ新しく痛んでる感じはありません。

壁にはハンガーラックが4つあり上着やコートなどはここにかけることが出来ます。正面のふすまを開けると押し入れになっており布団が3セット入っています。和室の布団敷きはセルフです。

今回宿泊したこの和洋室タイプは洋室にシングルベッド2台、和室に布団3組。最大5人まで泊まれる広さで、父子グループ旅行にはちょうど良いサイズ感でした。

(写真:部屋の窓の外)

部屋の窓の外に見えるのは隣の家とホテルの駐車場。日常通りの景色で展望についてはあまり期待できません。

(写真:部屋のキッチン)

部屋にはミニキッチンがあり、流し、ガス台、魚焼き機、などがありますがキッチンで使う調理器具の貸し出しはありません。調理器具を持ち込んだら使えるのかもしれませんがそこはホテルに確認した方がいいかも知れません。せっかくキッチンがあるのに使い道が限られるのはもったいないですね。

キッチンの使用が制限されるためか電気湯沸かし器と電子レンジが備え付けてあります。また冷蔵庫は冷凍庫もありますのでアイスクリームとかを買ってきて保管しておくにはいいかもです。冷凍庫があるホテルの部屋はなかなかないためこの点はポイント高いです。

(写真:部屋のバスルーム)

部屋のバスルームはかなり古いデザインっぽいユニットタイプで狭いですが浴槽と洗い場が別個のものです。おそらく1210サイズではないかと思います。地下1階に温泉があり、本館の温泉も使えますので大きいお風呂に入りたいときはそちらが使えるので部屋のお風呂を使う機会は限られるかもしれません。部屋のお風呂のアメニティはフェニックスのボディーソープとリンスインシャンプーです。リンスは別に用意されていません。ちなみに大浴場にはリンスとシャンプーはそれぞれ別に用意されていました。

(写真:ボディーソープとリンスインシャンプー)

(写真:部屋のトイレ)

部屋のトイレもちょっと時代を感じるウォッシュレットですがこちらもきれいに使われています。個人的に洗浄済の帯があるところに好感を感じました。最近はこういうのなかなか見ないですよね。

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