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グランドメルキュール沖縄残波岬宿泊記:8階スーペリアツインのリアルな感想【2024年8月・混雑と課題を正直レビュー】

こんにちは!沖縄のリゾートを愛するトラベルライターの[あなたの名前]です。2024年8月後半、家族で グランドメルキュール沖縄残波岬リゾート に3泊4日で滞在しました。hotels.comで予約した「スーペリアツインハイフロア(8階)」に宿泊し、残波岬の絶景とオールインクルーシブに期待して訪れましたが、ピークシーズンの混雑とサービスの課題が目立つ滞在でした。今回は、部屋、プール、海、ランドリー、大浴場、レストランの実体験を、良かった点といまいちな点を交えて約5000字で正直にレビュー。同じ読谷村のホテル日航アリビラとの相互利用の比較もお届けします。沖縄旅行を計画中の方、必見です!

目次

グランドメルキュール沖縄残波岬とは?ポテンシャルと課題が共存

グランドメルキュール沖縄残波岬リゾートは、沖縄県読谷村の残波岬に位置するビーチリゾート。那覇空港から車で約70分、2024年にリブランドオープンしたモダンなホテルです。残波ビーチ、沖縄最大級のプール群、オールインクルーシブプランが特徴で、子連れやグループ旅行に人気。ホテル日航アリビラとのプール・レストラン相互利用(シャトルバスで約10分)も魅力ですが、8月後半のピークシーズンは混雑が深刻で、サービスの質が期待を下回りました。それでは、詳細な宿泊記へ!


チェックイン:15分の待ち時間とベルボーイ不在

2024年8月後半、那覇空港からレンタカーで約70分、残波岬の風光明媚なエリアに16:00頃到着。ホテルの外観はどことなく昭和な作りです。これは元々はダイワロイヤルホテルが運営していたロイヤルホテル沖縄残波岬を全面改修してグランドメルキュールへとリニューアルしたため、外見にはあまり手が加えられていません。駐車場は広々とした駐車場がホテルの前にあります。ホテルの車寄せにはベルスタッフはおらず、車のバレーパーキングもありません。自分で荷物を降ろした後に駐車場に車を移動して、再び戻りチェックインへ。ロビーは2階までが吹き抜けとなっている天井の高い開放的な空間ですが、フロントには7組程度の列。15分程度待たされ、ピークシーズンの混雑を実感しました。

フロントスタッフの対応は淡泊で、積極的な声かけはほぼなし。待っている間、スタッフはPC作業に没頭し、ゲストへの配慮が不足。オールインクルーシブの説明や施設案内は最低限で、子連れへの気配りもあまり感じられませんでした。荷物は自分たちで8階まで運ぶことに。スーツケース2つと子どもの浮き輪を抱え、エレベーターの遅さにイライラしながら部屋へ。グランドメルキュールというブランドからインターコンチネンタルやマリオットなどと同等なホテルの「おもてなし」を期待していただけに、ちょっと残念なスタートでした。


部屋:8階スーペリアツインハイフロアの詳細レビュー

部屋の概要

宿泊したのは、8階の スーペリアツインハイフロア(36㎡、オーシャンビュー)。hotels.comで高層階を指定し、残波ビーチとサンセットを見渡せる部屋を確保。リニューアル済みの部屋は、白とグレーのモダンなデザインで、ダブルベッド2台、テーブル、椅子、バルコニーが配置。浴室には洗い場があり、子連れには便利ですが、細かいところで不便な点やアメニティの質が気になりました。

部屋の設備とアメニティ

  • ベッド:ダブルベッド2台。マットレスは標準的で、寝心地はまずまず。そのほかにソファーベッドとエキストラベッドが入っていました。
  • 浴室:洗い場付きユニットバス。シャンプー、ボディソープ、コンディショナー完備。
  • アメニティ:歯ブラシ、ヘアブラシ、綿棒、スリッパ、ミネラルウォーター、環境配慮で簡素。
  • その他:冷蔵庫、電気ケトル、セーフティボックス、無料Wi-Fi(速度遅め)。クローゼットなし。

部屋の良かった点

  • 高級感:以前(ロイヤルホテル沖縄残波岬)時代の部屋と比べて高級感が劇的進化。
  • 清潔感:リニューアル済みで、床や壁は清潔。8階の部屋は埃や汚れがなく、快適。
  • 浴室:洗い場付きのバスルームは子連れに最適。シャワーの水圧も十分で、子どもを洗うのにストレスなし。
  • 眺望:8階からの残波ビーチとサンセットは絶景。夕暮れ時のオレンジ色の空は、滞在の数少ない癒し。

部屋のいまいちな点

  • 手すりの設計:バルコニーの手すりはコンクリートで覆われ、4~5歳の子ども(身長110cm程度)だとうまく外が見えない。せっかくのハイフロアのオーシャンビューが子どもには楽しめず、がっかり。ただ建物の構造上リニューアルが厳しい点もあるのかもしれません。
  • コンディショナー:浴室の「コンディショナー」は名ばかりで、髪をサラサラにする効果が皆無。シャンプー後のキシキシ感が残り、持参のものに頼らざるを得なかった。
  • 収納不足:クローゼットがなく、服はハンガーに吊るすのみ。家族4人の荷物を整理するのは一苦労。
  • Wi-Fi:速度が遅く、動画視聴やオンラインゲームは厳しい。8階でも電波が不安定で、リゾートとはいえ改善が必要。

部屋は清潔で眺望は素晴らしいが、子連れや快適さを求めるゲストには設計の詰めが甘い印象。ハイフロアのメリットは景色のみで、機能性は期待以下でした。また中途半端にハイフロアなため、下りのエレベーターはすでに満員で到着することが多く乗れないことも多々ありました。


プール:多彩だが混雑でストレス

グランドメルキュール沖縄残波岬のプールは、沖縄最大級の規模を誇ります。流れるプール、ウォータースライダー、子ども用プール、大人専用プールなど、種類豊富で子どもは大興奮。しかし、8月後半でかなり混雑していました。特に流れるプールやウォータースライダーなどアミューズメント性が強いプールは時間帯によってはかなりな混雑です。

プールの良かった点

  • 種類の豊富さ:128mの流れるプール、3つのウォータースライダー、中央の大きなプールなど子どもから大人まで楽しめる施設が充実。
  • 大人専用プール:ここは人が少なくて静かなエリアでリラックスできるのは魅力的かも。
  • 監視員の多さ:プールが複数あってそれぞれが大きいため、監視員もそこそこの人数が配置されています。これはこれで安全性が高いかも。

プールのいまいちな点

  • 監視不足:スライダーや子ども用プールは賑やかだが、ライフセーバーの数が少なく、混雑時の安全管理に不安。親が常に目を光らせる必要あり。
  • 清潔感:プールサイドの床に砂やゴミが散見され、清掃頻度が低い。8月のピークシーズンで混雑しているからかも知れば行けれど、もっと徹底してほしい。
  • プール横のトイレ:更衣室・シャワールームとトイレが隣接しているが、シャワールームの排水が悪いのか、トイレの床一面が水浸しの時がありました。おそらく、更衣室とシャワールームも同じ状況かと思いますが、さすがに裸足で水浸しのトイレに入っていく勇気はなかったので、一度着替えてホテル内のトイレを利用する羽目に。

プールは施設として魅力的だが、混雑で快適さが半減。ホテル日航アリビラのガーデンプール(相互利用可)は、チェアの確保が比較的容易で、人も少ないのでアリビラのプールの方がストレスが少なく、子どもも楽しそうでした。


海:残波ビーチの美しさと混雑の課題

ホテルから徒歩5分の 残波ビーチ は、透明度が高く、残波岬の崖と青い海が織りなす絶景が魅力。8月の遊泳時間は8:00~18:00で、ホテルのゲストはパラソルとチェアを無料で利用可能です。

海の良かった点

  • 遊泳可能場所の範囲:遊泳可能な範囲はそこそこの大きさがあり込み合うこともなくて快適。
  • アクティビティ:シュノーケリング(3000円~)、バナナボート(2000円)、グラスボート(大人2000円)など、選択肢が豊富。スタンドアップパドルボートとカヌーは宿泊者ならば無料。アリビラのニライビーチと同等の料金。
  • ざんぱウォーターアスレチック:ビーチのウォーターアスレチックは宿泊者は1日1回(50分間)無料で遊べる。
  • アクセス:ビーチまで徒歩圏内で、プールとの行き来が楽。

海のいまいちな点

  • 雰囲気:なんとなく身近な海水浴場感があるため、ビーチリゾート的な非日常感が足りない気がする。
  • 設備の老朽化:シャワーや更衣室は清潔だが、ロッカーが錆びていたり、数が少なかったりで使いづらい。
  • セキュリティー面の不安:ホテルのプライベートビーチではい。ビーチは横の道から誰でも出入り自由で、宿泊客だけでなく誰でも入ってこれるためセキュリティ上の不安もある。

残波ビーチは美しいが、混雑と設備の課題が目立つ。アリビラのニライビーチはプライベート感があり、設備が新しい。相互利用を活用するなら、アリビラのビーチを選ぶ方が快適です。


ランドリー:便利だが台数不足

ランドリーは本館1階(大浴場向かい)にあり、24時間利用可能。洗濯機(1回500円)、乾燥機(30分200円)、洗剤(100円)が揃っています。

ランドリーの良かった点

  • アクセスの良さ:大浴場やプールエリアに近く、移動が楽。24時間稼働は便利。
  • 清潔感:ランドリー室は清掃されており、使いやすい。

ランドリーのいまいちな点

  • 台数不足:洗濯機・乾燥機は10台程度設置されているが、客室数(465室)に比べて少なく、夕方~夜は30分以上の待ち時間。8月のピークシーズンは特に混雑。
  • 管理不足:他のゲストが洗濯物を放置し、順番が乱れる。スタッフの巡回がないため、自己管理が必要。

ランドリーは子連れに必須だが、混雑時のストレスは否めない。レンタカーがあるならばホテルから車で10分弱のイオンタウン読谷にコインランドリーがあり夜は比較的すいているため、夜はそこまでドライブして利用するのもいいかも。お昼ごろは比較的すいているので連泊の場合はこの時間の利用がおすすめ。


大浴場:雰囲気は良いが混雑で期待外れ

1階の 大浴場は、温泉ではないものの、リゾート感を演出。室内の大浴場のほかに2階建ての露天風呂(1Fの露天風呂、2Fの展望露天風呂)がありそれぞれ雰囲気はいい。1Fと2Fの移動は階段のほかに裸で乗れるエレベーターもあり階段を上るのが不安な小さな子供でも安心。洗い場は室内の大浴場と2Fの展望露天風呂にそれぞれ10か所程度(合計20か所くらい)ある。

大浴場の良かった点

  • 露天風呂の雰囲気:1Fの露天風呂は残波岬の風と星空が心地よく、2Fの展望露天風呂は海を見渡せる。
  • 広さ:浴槽の種類が多く、選択肢がある。

大浴場のいまいちな点

  • すいている時間の利用ならば混雑:8月の18:00~21:00は洗い場や脱衣場が満員。脱衣場の床が水浸しで、靴下が濡れる始末。ピークの時間に使うことを考えると部屋の浴室の方が快適。ただすいている時間の利用ならばかなり快適。
  • 清潔感:水が溢れない設計のため、湯の清潔感に欠ける。外国人ゲストのマナー(洗体不足)が目立つとの口コミもあり、対策不足。

大浴場の雰囲気は良いが、混雑時の清潔感の課題で期待外れ。混雑する時間帯は部屋の洗い場付き浴室の方がストレスなく使えました。


レストラン:オールインクルーシブの魅力と混雑のストレス

朝食・夕食バイキング(レストラン「ラファール」)

オールインクルーシブプランでは、朝食・夕食バイキングとラウンジのドリンク(ビール、ワイン、ソフトドリンク)が無料。レストラン「ラファール」は、沖縄食材を使った和洋中料理を提供。

※混みすぎで写真取れませんでした・・・

良かった点

  • オールインクルーシブ:オリオンビール、泡盛、みかんジュースなどが無料で、追加料金の心配がない。

いまいちな点

  • 混雑:8月のピークシーズンは入場に30~45分の待ち時間。とにかくカオス。この一言が全てです。料理カウンターは人で溢れ、子ども連れで移動するのはストレス。番号札システムがあるが、呼び出しが遅い。パン焼き機が個別タイプのトースターで2台しかなく、空いているタイミングを合わせるのに一苦労。
  • 料理の質:品数は多いが、味は平均的。ステーキは焼きすぎで硬く、デザートのケーキは冷凍感が強い。
  • 料理の展開:人気の料理は出てきてすぐに直ぐに空になります。そしていつ補充されるかはわかりません。
  • 座席管理:席の確保が難しく、荷物を持ちながら移動するのは大変。スタッフの案内が不足。

アリビラのレストラン(ハナハナ、ベルデマール、佐和)は、相互利用で選択肢が増えるが、シャトルバスの時間(30分間隔、17:00~17:30運休)を考えるとハードルが高い。ただレンタカーを借りているならば、アリビラに移動して食べることが絶対にお勧め。アリビラの朝食ビュッフェは品揃えとサービスが上回り、混雑管理も優れていました。


エレベーター:小さく遅く、8階では特にストレス

エレベーターは本館に4基(フロント側に3台、大浴場前に1台)だが、客室数に対して不足。エレベーターに関してはロイヤルホテル時代からリニューアルされていないために旧型で小さく、速度も遅いです。8階の部屋では特に課題が目立ちました。

  • 小さくて遅い:1基の定員は10人程度で、移動速度が遅い。朝や夕方のピーク時は5~10分待ちはあたりまえ。特に下りは来た時点で満席の場合が多く乗ること自体が困難な時間帯も。
  • 中高層階の乗車難:8階では満員で乗れないことが頻繁。子連れでスーツケースを抱えて待つのはストレス。
  • メンテナンス:エレベーター内のボタンや床に汚れが目立ち、モダンなホテルにしては古臭い。展望エレベーターにはなっていますが、正面の窓の汚れが目立ちます。

スタッフのサービス:義務的で期待外れ

  • 良かった点:清掃スタッフや一部レストランスタッフは笑顔で対応。子どもに声をかけてくれる場面も。プールの監視員は皆さん親切で笑顔で接してくれる。
  • いまいちな点:フロントスタッフは義務的で、チェックイン時の15分待ちでもゲストを放置。質問への回答もマニュアル通りで、ホスピタリティ不足。ロイヤルホテル時代の接客が悪いとは言いませんが、元々高級ホテルではないロイヤルホテルの頃のスタッフがそのまま残っていると思われます。高級ホテルとしての接客を学ぶことなくそのまま接客しているために、それがグランドメルキュールの名前で宿泊すると期待外れになってしまうことも。

ホテル日航アリビラとの比較:相互利用の価値

グランドメルキュールとホテル日航アリビラは、プール、ビーチ、レストランの相互利用が可能(シャトルバス:14:00~21:30)。アリビラの感想は以下の通り:

  • プール:アリビラのガーデンプールはチェアの確保が容易で、混雑も激しくない。のんびりと過ごすならばアリビラ一択。
  • ビーチ:ニライビーチはプライベート感があり、設備が新しい。パラソルの数も十分。
  • レストラン:アリビラの朝食・夕食は品揃えとサービスが上。混雑管理も優れている。夕食券はバイキングのハナハナだけでなくベルデマール、佐和のコース料理にも変更可。
  • 雰囲気:アリビラのスパニッシュコロニアル風の建物はリゾート感が強く、落ち着いた雰囲気。

シャトルバスの本数が限られるため、計画的な移動が必要だが、アリビラの方が総合的な満足度が高い。8月の混雑を考えると、アリビラの施設を積極的に利用すべきでした。


総評:グランドメルキュール沖縄残波岬はどんな人におすすめ?

2024年8月後半の滞在は、期待したリゾート体験とは程遠いものでした。以下のような方にはおすすめですが、課題が多いホテルです:

  • 子連れグループ:プールやアクティビティは楽しいが、混雑覚悟。
  • オールインクルーシブ希望者:ドリンク無料は魅力だが、食事の質は期待薄、オールインクルーシブというがクラブルームのラウンジ的なものを期待してはいけない。飲み物はドリンクバーでお菓子は簡単なスナック程度。
  • 残波岬の景色を求める人:ビーチとサンセットは素晴らしい。

良かった点

  • 流れるプール、ウォータースライダー、大人専用プールなど、多彩なプール施設。
  • オールインクルーシブでドリンク無料。
  • リニューアル済みの清潔な8階スーペリアツイン。
  • 洗い場付きの浴室。

いまいちな点

  • プールサイドのビーチチェアが8:30には満席、荷物の置き場に困る。
  • エレベーターが小さく遅く、8階で乗れない。
  • バイキングレストランが混雑し、料理にたどり着けない。
  • フロントスタッフの義務的な対応と15分の待ち時間。
  • 子どもの身長ではバルコニーの景色が見えない。
  • コンディショナーの効果不足。
  • 大浴場の混雑と清潔感の課題。

結論

グランドメルキュール沖縄残波岬は、施設や立地のポテンシャルはあるものの、ピークシーズンの混雑管理とサービスの質が大きな課題。ホテル日航アリビラの相互利用を活用すれば満足度が上がるが、総合的には「次は泊まらないかな」というのが正直な感想。残波岬のプールにあこがれている場合はアリビアに泊りアリビラの相互利用を使う方が快適。沖縄のリゾートを満喫したいなら他のホテルを検討する方が賢明です。


まとめ:ピークシーズンの課題が目立った滞在

グランドメルキュール沖縄残波岬は、残波ビーチの美しさやプールの楽しさ、オールインクルーシブの気軽さが魅力ですが、8月後半の混雑とサービスの課題が目立つ滞在でした。子連れ旅行を求めるなら、早朝利用やアリビラの施設活用を徹底する必要があります。

あなたはグランドメルキュールやアリビラに泊まった経験がありますか?混雑を回避するコツやおすすめのアクティビティがあれば、ぜひコメントで教えてください!

予約のヒント:hotels.comやじゃらんで早期予約がお得。アリビラとの相互利用を計画するなら、シャトルバスの時刻表を事前確認!

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